~「麓原会(ろくげんかい)」による公募展。昭和22年(1947年)の第1回から70年以上の歴史を持つ貴重な絵画展です。~
◆「麓原会(ろくげんかい)」について
「麓原会(ろくげんかい)」は、戦後まもなく、絵画を通して本庄を元気づけ、本庄・児玉地域に文化の灯をともそうという志で始められた絵画団体です。
古川弘先生を中心として、中村先生の恩師である堀英治先生、山田鶴左久先生、金井邦松先生たちによって発足されました。
毎年「本庄まつり」と同時期の、11月3日の文化の日を中心に「本庄市立西小学校体育館」において、一般公募の絵画展「麓原展(ろくげんてん)」が開催されています。
昭和22年(1947年)に第1回の公募展が開催されてから、70年以上の歴史を誇る本庄にとって大切な絵画展です。
◆『公募 第73回 麓原展(ろくげんてん)』
【開催日】:2023年11月3日(金・祝)~11月5日(日)
【時間】:9:00~17:00(最終日 16:00)
【会場】:本庄西小学校体育館
【主催】:麓原会(ろくげんかい)
【後援】:本庄市教育委員会・本庄市文化団体連合会
◆展示作品
※中村民夫先生は、「東那須山」シリーズを1980年頃から始められ、その後何十作品も描き続けていらっしゃいます。
今回の作品はとても大きな「東那須山」で、絵を見た瞬間、その迫力と重厚感に圧倒されました。
【中村民夫先生の「東那須山シリーズ」※『中村民夫素描集』より】
※菅野公夫先生のお父様の作品です。
【公募 第73回 麓原展目録】
今年の麓原展でも、沢山の素敵な作品を観ることができて感動しました。
伝統ある本庄まつりで街が沸き立つ中、本庄を盛り立てようという、熱い気持ちで結成された歴史ある「麓原会(ろくげんかい)」による公募展を観ることができて、とても幸せな気持ちになりました。
中村民夫先生、菅野公夫先生、棚澤寛先生をはじめ、麓原展開催にあたってご尽力くださった関係者の皆々様、このたびは本当にありがとうございました。