『温故叢誌(おんこそうし)』(第76号・温故学会編)が発行されました。

~塙保己一先生を顕彰する「温故学会」の機関誌・令和4年(2022年)11月号~

 

『温故叢誌』(第76号、令和4年11月発行)※表紙の題字「温故叢誌」は、渋沢栄一翁揮毫のものです。
『温故叢誌』(第76号、令和4年11月発行)※表紙の題字「温故叢誌」は、渋沢栄一翁揮毫のものです。

「温故学会」は、塙 保己一(はなわ ほきいち)先生の偉業とその人物を広く伝えるために、明治42年(1909年)に、ひ孫の塙忠雄氏や、渋沢栄一翁、宮中顧問官 井上通泰氏、文学博士 芳賀矢一氏、によって設立された学術文化団体です。

現在、齊藤 幸一氏が第4代理事長を務められています。

 

※「温故学会」の歴史については「塙保己一史料館ホームページ」をご覧ください。

※「温故学会」の出版図書についてはこちらへ

※「温故学会遺徳顕彰会」ホームページはこちらへ

 


◆『共生の精神が生んだ偉人 全盲の国学者 塙 保己一』

塙保己一先生は日本が世界に誇る偉人です。

ヘレン・ケラー女史、渋沢栄一翁からも敬愛されました。

 ※「塙保己一先生」についてはこちらもご覧ください。

 

塙保己一先生の郷土である本庄市では、平成27年(2015年)に竹並万吉会長が中心となって「塙保己一物語劇化実行委員会」が設立され、平成28年(2016年)から平成30年(2018年)までに3回、市民による手作りの『群読劇・塙保己一物語』が上演されました。(脚本:根岸久氏、潤色・演出:志村智雄氏、撮影・編集:田中学氏)

 

令和3年(2021年)の「塙保己一先生没後200周年」を記念して、2020年2月、竹並会長は「子ども劇団」を設立し、保己一先生の誕生日にあたる2021年5月5日、子どもたちによる初の『群読劇・塙保己一物語』が上演されました。

(その後、2021年10月3日、12月18日、2022年5月5日、8月26日と4回にわたって子ども劇団による『群読劇・塙保己一物語が上演されています。)

 

※「子どもたちによる群読劇」の様子につきましては、田中学氏による以下のYouTube動画をご覧ください。

『子ども群読劇「塙保己一物語」令和3年12月18日本庄市民文化会館公演』

『群読劇「塙保己一物語」制作記』

 

「温故学会」の齊藤幸一理事長をはじめ、役員の皆さま、「総検校塙保己一先生遺徳顕彰会」の関係者の皆さま、「塙保己一物語劇化実行委員会」の皆さま、長年にわたる顕彰活動に心から敬意を表するとともに、深く感謝を申し上げます。