~「信元工房」の境野信一さんと田中啓元さんによって製作された山車模型。細部まで行き届いたすばらしい技術~
本庄レンガ倉庫(旧本庄商業煉瓦倉庫)に本庄まつりの山車のミニチュアが展示されています。
期間は2021年11月14日(日)までです。
「本庄まつり」は、毎年11月2日と3日に行われる金鑚神社(かなさなじんじゃ)の大祭です。江戸時代から祭礼が行われた記録が残っています。祭りで曳き回される10基の山車のうち、8基は市指定文化財で、いずれも明治5年から大正13年までに建造されたものです。(※令和3年度の本庄まつりは、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、開催中止となりました。)
※本庄まつりの山車紹介については「本庄市観光協会」HPのこちらをご覧ください。
山車の模型を製作されたのは、本庄市在住の「信元工房」の境野信一さんと田中啓元さんです。
どのサイズのミニチュアもとても精巧に再現されていて、力作ぞろいで感動しました。
◆山車模型を製作された「信元工房」の境野信一さんと田中啓元さん
2018年10月、ユネスコのパリ本部で、「信元工房」境野信一さんと田中啓元さんの作品が展示されました。
ユネスコ無形文化遺産に登録された日本が誇る祭礼「山・鉾・屋台行事」を紹介するため、信元工房制作の川越や秩父の山車模型が展示されました。もちろんUNESCO(ユネスコ)本部に山車模型が出展されるのは日本ではじめてのことです。
◆本庄まつりの山車模型(5分の1スケール)
◆本庄まつり山車模型(15分の1スケール)
◆秩父夜祭・本庄祭り・川越氷川祭の山車模型
◆川越氷川祭・京都祇園祭・犬山祭の山車模型
◆2018年ユネスコ本部に出展された秩父夜祭の笠鉾の模型
~「下郷笠鉾(したごうかさぼこ)」と「中近笠鉾(なかちかかさぼこ)」~
日仏友好160周年「ジャポニズム2018」(フランス・パリ)
「日本へのクリエイティブな旅展2018」
期間:2018年10月15日(月)~19日(金)
会場:国際連合教育科学文化機関(UNESCO)本部 世界195カ国が加盟
主催:日本へのクリエイティブな旅展実行委員会
共催:ユネスコ日本政府代表部
「ユネスコ無形文化遺産に登録された「山・鉾・屋台行事」(2016年登録)を紹介するため、信元工房制作の川越祭り三番叟(さんばそう)の山車模型と秩父夜祭(ちちぶよまつり)の笠鉾(かさぼこ)模型の二台が展示されました。
もちろんUNESCO(ユネスコ)本部に山車模型が出展されるのは日本ではじめてのことです。」(展示パネルより)
◆本庄レンガ倉庫のあゆみ
■NHK大河ドラマ主人公 渋沢栄一の活躍を今に伝える県境の魅力めぐりその8
繭で栄えたまち・本庄を歩く③旧本庄商業銀行煉瓦倉庫~ローヤル洋菓子店の記憶~(本庄市)
(埼玉県本庄地域振興センターのHPへのNPO川越きもの散歩代表・埼玉県共助仕掛人 藤井美登利先生の記事です。)
◆表彰プレート(旧本庄商業銀行煉瓦倉庫)
【ユネスコ アジア環太平洋文化遺産保全賞(功績賞)2018年】
【2019年日本建築学会作品選奨】
「時間の倉庫 旧本庄商業銀行煉瓦倉庫」
【設計者】
福島 加津也氏(福島加津也+冨永祥子建築設計事務所代表/東京都市大学教授)
新谷 眞人氏((株)オーク構造設計代表)
山田 俊亮氏(安田女子大学助教)
中谷 礼仁氏(早稲田大学教授)
本橋 仁氏(京都国立近代美術館特定研究員)
時間の倉庫 旧本庄商業銀行煉瓦倉庫(授賞理由)PDF:330KB